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ロールス・ロイスが気になり始めて、『値引きってあるの?結局いくら用意すれば買えるの?』と調べている方も多いはずです。

結論から言うと、ロールス・ロイスの新車に公表された値引き相場はありません。総額を大きく動かすのは、モデル選びとビスポーク(特注)の決め方、そして今の車の売り方なんです。

このサイトは、ロールス・ロイスを買う前と売る前に、数字で判断するためのサイトです。このページを読めば、値引き・価格・維持費・売る時の考え方まで、全体像がひと通りつかめます。

ロールス・ロイスの値引き相場はいくら?

まずは、いちばん気になる値引きの話からです。

『国産の高級車みたいに、何十万円か引いてもらえるんじゃないの?』と思いますよね。実は、ロールス・ロイスは1台ずつ仕様を決めて注文する受注生産なので、相場として示せる値引き額がないんです。

正規販売店も全国に6拠点しかありません。店どうしで値引きを競わせる形になりにくいのも、相場が出にくい理由のひとつです。

総額を下げられる場所を、動く幅の大きさで並べるとこうなります。

交渉・見直しする場所動く幅のイメージ考え方
モデル選び数百万〜3,000万円以上一番安いゴーストと一番高いファントム・エクステンデッドで約3,132万円の差
ビスポーク(オプション)仕様次第で数百万円以上優先順位をつけるだけで総額が変わる
今の車の売り方下取りと買取の差しだい店によって評価が分かれやすい
車両本体の値引き時期・店舗しだいで読めない値引きを前提に予算を組まない
税金・諸費用車両価格に比べると小さい制度で決まる部分が多い

とはいえ、1台の価格がとても大きいので、わずかな割合でも金額は大きくなります。下の表は値引きの実例ではなく、車両本体価格に割合を当てはめただけの計算です。

車両本体価格(税込)1%にあたる額3%にあたる額
3,875万円(ゴースト シリーズII)約39万円約116万円
4,645万円(カリナン シリーズII)約46万円約139万円
6,050万円(ファントム シリーズII)約61万円約182万円
7,007万円(ファントム・エクステンデッド シリーズII)約70万円約210万円

こうして並べると、モデルを1つ変える差やオプションの差のほうが、値引きよりずっと重いことが分かりますよね。

値引きの見方をひと言で

ロールス・ロイスは「いくら引けるか」より「どのモデルを、どんな仕様で頼むか」で総額が決まります。見積もりは1行ずつ確かめるのが近道です。

ロールス・ロイスの新車価格帯と、総額を動かせる場所をまとめた図

商談では、例えばこんな聞き方をすると話が前に進みやすくなります。

「この予算に近づけるには、どこを変えればいいですか?」
「ビスポークの組み替えか、下取りの条件でご提案できます」

『もう少し引けませんか?』とだけ聞くより、総額の組み立てを一緒に考えてもらうほうが、お互い気持ちよく商談できるはずです。

交渉の順番は、ロールス・ロイスの値引き相場と限界額で詳しく書いています。

モデル別の新車価格一覧

次は、総額の土台になる新車価格です。ロールス・ロイスは「グレード」より「モデル」で選ぶブランドなので、ここではモデル別に並べています。

現行ラインアップは、SUVのカリナン、4ドアのゴースト、最上級サルーンのファントム、EVクーペのスペクターの4系統です。価格は消費税込みのメディア掲載値で、ビスポークを含まない「〜から」の値です(2026年10月時点で確認できた値)。

モデルボディパワートレイン車両本体価格(税込)
ゴースト シリーズII4ドアサルーン6.75L V12ツインターボ・4WD3,875万円〜
ゴースト・エクステンデッド シリーズII4ドアサルーン(ロング)6.75L V12ツインターボ・4WD4,480万円〜
ブラック・バッジ ゴースト シリーズII4ドアサルーン6.75L V12ツインターボ・4WD4,645万円〜
カリナン シリーズIISUV6.75L V12ツインターボ・4WD4,645万円〜
ブラック・バッジ カリナン シリーズIISUV6.75L V12ツインターボ・4WD5,415万円〜
スペクター2ドアクーペ電気モーター(EV)・4WD4,800万円〜
ブラック・バッジ スペクター2ドアクーペ電気モーター(EV)・4WD5,614万円〜
ファントム シリーズII4ドアサルーン6.75L V12ツインターボ・FR6,050万円〜
ファントム・エクステンデッド シリーズII4ドアサルーン(ロング)6.75L V12ツインターボ・FR7,007万円〜

いちばん安い新車ロールス・ロイスは、ゴースト シリーズIIの3,875万円〜です。いちばん高いカタログモデルは、ファントム・エクステンデッドの7,007万円〜になります。

全モデルの価格はロールス・ロイスの新車価格一覧にまとめています。

名前の意味

シリーズIIは改良後の後期型、ブラック・バッジは黒を基調にした高出力の派生モデル、エクステンデッドはホイールベースを伸ばした後席重視の版です。エクステンデッドは以前「EWB」と呼ばれていました。

モデルごとの違いは、それぞれの記事で詳しく比べています。

どのモデルが自分に合う?

『4つあるのは分かったけど、どれが自分向きなの?』という方のために、使い方で分けてみました。

こんな使い方なら候補になるモデル選ぶ時のポイント
家族と乗る・荷物も積みたいカリナン5人乗りのSUVで4WD
自分で運転してサルーンを楽しみたいゴースト現行でいちばん手が届きやすい
運転手付きで後席にくつろぎたいゴースト・エクステンデッド、ファントム後席の広さと乗り心地で比べる
2人で走る時間を楽しみたいスペクター2ドア4人乗りのEVクーペ
税金を少しでも抑えたいスペクター自動車税は年25,000円

同じ予算でも、SUV・サルーン・クーペで毎日の使い勝手はまったく違います。試乗では、自宅の駐車場や普段走る道を思い浮かべながら乗ってみてください。

迷ったらロールス・ロイスはどれを買う?で、4つのモデルを順番に比べています。

なお、2ドアのレイスとオープンのドーンは2023年に生産を終えています。今から手に入れるなら中古だけなので、レイス・ドーンの中古で気をつけたいことを先に読んでおくと安心です。

乗り出し価格の目安と見積もりの見方

車両本体価格が分かったら、次は実際に払う総額です。

乗り出し価格は「車両本体+ビスポーク+税金・保険料+登録などの諸費用」で決まります。ロールス・ロイスはビスポークの幅がとても広いので、同じモデルでも総額が数百万円単位で変わることがあるんです。

たとえばゴースト シリーズIIにオプションを3割乗せると、約5,038万円の計算になります。これはカリナンの車両本体(4,645万円〜)を超える金額です。

総額を出すまでの流れ
  1. 欲しいモデルと仕様(標準・エクステンデッド・ブラック・バッジ)を決める
  2. ボディカラー・内装・装備などのビスポークを選ぶ
  3. 税金・保険料・登録費用などの諸費用を足す
  4. 今の車の下取り額を差し引く
  5. 支払い方法(一括・ローン・リース)を決めて最終の総額を確かめる
ロールス・ロイスを買う前に確かめたい5つのポイントの図

見積書を受け取ったら、ビスポークの行を1行ずつ見てみましょう。

『この装備、本当に毎日使うかな?』と考えるだけで、数百万円が浮くこともあります。オプションの値段の決まり方はロールス・ロイスのビスポーク(オプション)はいくら?で詳しく書いています。

諸費用の中身はモデルや登録時期で変わるので、ここでは金額を決め打ちしていません。総額の考え方はロールス・ロイスの乗り出し価格でまとめています。

見積書で確かめたいこと
  • ビスポークの行ごとの金額
  • 税金と諸費用の内訳
  • 下取り額が見積もりに含まれているか
  • 支払い方法ごとの総支払額

正規販売店で買うか、並行輸入で買うかでも、保証や整備の受けやすさが変わります。迷ったら正規ディーラーと並行輸入の違いを、月々の支払いの目安はロールス・ロイスのローンを先に読んでおくと安心です。

サイズ・燃費・税金の早見表

ロールス・ロイスはどのモデルも大きくて重いクルマです。買う前に、駐車場と税金の数字は押さえておきましょう。

モデル全長×全幅×全高ホイールベース車両重量燃費(WLTC)自動車税(年額)
カリナン5,355×2,000×1,835mm3,295mm2,725kg非公表110,000円
ゴースト5,545×2,000×1,570mm3,295mm販売店で確認非公表110,000円
ゴースト・エクステンデッド全長5,715mm3,465mm販売店で確認非公表110,000円
ファントム5,770×2,018×1,646mm3,552mm2,700kg非公表110,000円
ファントム・エクステンデッド全長5,990mm3,772mm2,750kg非公表110,000円
スペクター約5.5m×約2.0m×1,573mm3,210mm約2.9tEV(WLTP 530km)25,000円

寸法はメディア掲載の諸元です。エンジン車の自動車税は、2019年10月以降に登録した場合の金額です(2019年9月以前の登録は年111,000円)。

全長が5mを大きく超え、全幅は2.0m前後あります。自宅や職場の駐車場に入るかどうかは、契約の前に測っておきたいところです。

エンジン車はどれも6.75LのV12ツインターボで、571PSを出します。使う燃料はハイオクです。

燃費の数字に気をつけて

日本のカタログにはWLTC燃費が載っていません。ネットで見かける燃費の数字は、どの国の測り方なのか、実測なのかを確かめてから比べましょう。

重量税やエコカー減税の扱いは、登録時期と車両重量で変わります。ここは見積書の諸費用欄で確かめるのが確実です。

詳しくはロールス・ロイスのサイズ一覧、ロールス・ロイスの実燃費、6.75L V12エンジンの解説で書いています。

ボディカラーと人気の選び方

ロールス・ロイスは、ビスポークでボディカラーを仕立てるのが基本のブランドです。標準色から選ぶというより、「どんな1台にしたいか」から色を決めていくイメージなんです。

だからこそ、色選びで迷う方も多いですよね。色名と選べる範囲は、販売店のカラーサンプルを前に担当者と決めていくことになります。

色の決め方向いている人気をつけたいこと
落ち着いた濃色・グレー系長く乗って、売る時の評価も気にしたい人傷や汚れの目立ち方は色で違う
明るめ・個性的な色自分だけの1台にしたい人次に買う人の好みが分かれやすい
内装とセットで仕立てる特注色仕様にこだわり抜きたい人価格が上がり、納期も延びやすい

『せっかくなら誰とも被らない色にしたい』という気持ちは自然です。ただ、派手な特注色は売る時に買い手が限られることもあります。

メリット
    デメリット

      色の考え方はロールス・ロイスの色は何色ある?で、内装の違いはロールス・ロイスの内装で、色による売値の差はロールス・ロイスのリセールバリューで書いています。

      天井に星空を描く装備や、ボンネットのマスコットも気になるところですよね。こちらはスターライト ヘッドライナーとはとスピリット・オブ・エクスタシーの仕組みで紹介しています。

      維持費の目安

      『ロールス・ロイスって、買ったあと毎年いくらかかるの?』という疑問も多いですよね。

      維持費は、税金・保険・車検と整備・燃料や電気代・駐車場の5つで考えると分かりやすくなります。

      項目目安考え方
      自動車税年110,000円(スペクターは年25,000円)排気量で決まり、EVは最小区分
      任意保険条件で大きく変わる車両保険を付けると高くなりやすい
      車検・整備条件で変わる消耗品やタイヤの交換で金額が変わる
      燃料・電気代走り方で変わるエンジン車はハイオク、スペクターは充電
      駐車場地域で変わる全長5m超・全幅2m前後が入るかを先に確かめる

      税金以外は、住んでいる地域や走る距離、年齢などで大きく変わります。このサイトでは、確かめられない金額は書かないようにしています。

      ちなみに、スペクターとエンジン車では自動車税だけで年85,000円の差があります。10年乗れば85万円の差になる計算です。

      タイヤも大きく、ファントム シリーズIIは22インチ、カリナン シリーズIIとスペクターは23インチです。交換の時期と費用は、ロールス・ロイスのタイヤサイズと交換費用で確かめてみてください。

      保証のポイント

      新車保証やメンテナンスの内容は、モデルや契約で違うことがあります。購入前に、保証の中身と期間を見積書と一緒に確かめておきましょう。

      内訳の考え方はロールス・ロイスの維持費は年間いくら?で、修理の目安はロールス・ロイスの故障しやすい箇所と修理費で書いています。

      売る時・乗り換える時に知っておきたいこと

      買う前から、売る時のことを少しだけ考えておくと、乗り換えで損をしにくくなります。

      ロールス・ロイスを手放す方法は、大きく2つです。

      売り方良いところ気をつけたいところ
      販売店で下取り新しい車の購入と手続きが一度で済む下取り額が他の店と比べにくい
      買取店に売る店どうしで金額を比べられる手続きを自分で進める必要がある

      超高級車は、買い取る店によって評価が分かれやすいジャンルです。モデル・仕様・色・走行距離・整備記録で金額が変わるので、1社だけで決めないのがコツなんです。

      値引きで数十万円を得するより、売る時の価格が数百万円違うほうが、支払い全体への影響は大きいこともあります。

      『今乗っている車、いくらになるんだろう?』と思ったら、まずは相場を知ることから始めてみてください。

      ロールス・ロイス買いたいドットコム

      ロールス・ロイスの値段、先に相場を見ておく

      ロールス・ロイスへの乗り換えを考えているなら、今の車の買取額を先に知っておくと、見積もりの総額が読みやすくなります。複数の店の金額を比べてから、下取りと買取のどちらにするか決めましょう。

      無料今の車の買取相場を調べる

      ※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

      売る時の考え方はロールス・ロイスのリセールバリューとロールス・ロイスの買取相場で詳しく書いています。

      新車にこだわらないなら、中古という選び方もあります。正規販売店の認定中古車は「プロビナンス」と呼ばれていて、違いは認定中古車は買いかと中古車の選び方で比べています。

      買い時と納期

      ロールス・ロイスは受注生産なので、「この月に買えば安い」という決まった時期はありません。

      それより大事なのは、改良やラインアップの入れ替えのタイミングです。

      時期の目安起きやすいこと考え方
      新しい仕様が発表された直後注文が集まり納期が延びやすい早めに仕様を決めて相談する
      旧仕様の受注が終わる前後展示車や在庫車が出ることがある条件は店と時期しだい
      今の車の車検が近い時乗り換えの段取りが組みやすい納車までの足も考えて売る時期を決める

      最近の動きでは、ゴーストのシリーズIIが2025年2月28日に日本で発表されました。ブラック・バッジ スペクターも2025年4月に日本での展開が発表されています。

      2026年6月には、本国でスペクター シリーズIIが発表されました。ただ、日本価格と日本への導入時期はまだ発表されていません。

      発表を待つか今のモデルを選ぶかは、乗りたい時期で決めるのが現実的です。

      時期を決める前に確かめたいこと
      • 欲しい仕様の今の納期
      • ビスポークを入れた場合に延びる期間
      • 今の車の車検の時期と下取り額
      • 支払い方法(一括・ローン・リース)

      納期の流れはロールス・ロイスの納期で、これまでのモデルの移り変わりはロールス・ロイスの歴代モデル一覧で書いています。

      目的別に記事を探す

      このサイトの記事を、目的ごとにまとめました。気になるところから読んでみてください。

      記事の選び方

      初めての方は「値引き・購入」と「価格・グレード」から読むと、全体の流れがつかみやすいです。

      値引き・購入

      価格・グレード

      色・外装

      内装・装備

      サイズ・実用

      燃費・維持費

      型式・世代

      比較・競合

      トラブル

      リセール・売却

      残クレ・ローン

      評判

      中古

      公式・公的な情報

      価格や仕様は改良で変わることがあります。最新の情報は、公式・公的なページで確かめてみてください。

      自動車税の金額は総務省のページで、リコールの届け出は国土交通省のページで確かめられます。

      よくある質問

      ロールス・ロイスの新車は値引きしてもらえますか?

      公表された値引き相場はなく、時期・店舗・仕様で変わります。値引きを前提にせず、モデル選びとビスポークの見直し、下取りと買取の比較で総額を整えるのが現実的です。

      いちばん安いロールス・ロイスはいくらですか?

      現行の新車では、ゴースト シリーズIIの3,875万円〜(税込・メディア掲載値)がいちばん安いモデルです。いちばん高いのはファントム・エクステンデッド シリーズIIの7,007万円〜です。

      ロールス・ロイスの自動車税はいくらですか?

      6.75L V12のエンジン車は年110,000円、EVのスペクターは年25,000円です(2019年10月以降の登録の場合)。2019年9月以前に登録したエンジン車は年111,000円です。

      ロールス・ロイスの燃費はどれくらいですか?

      日本のカタログにWLTC燃費は載っておらず、非公表です。EVのスペクターは一充電でWLTP 530kmと発表されています。

      レイスやドーンは新車で買えますか?

      買えません。レイスとドーンは2023年に生産を終えているので、選ぶなら中古車になります。

      まとめ

      この記事のまとめ
      • ロールス・ロイスの新車に値引き相場はなく、モデル選び・ビスポーク・下取りで総額が大きく変わる
      • 新車価格はゴースト シリーズIIの3,875万円〜からファントム・エクステンデッドの7,007万円〜まで
      • 自動車税はエンジン車が年110,000円、EVのスペクターが年25,000円
      • 燃費は非公表で、どのモデルも全長5m超・全幅2m前後の大きさ
      • 売る時は1社で決めず、下取りと買取の金額を比べる
      ロールス・ロイス買いたいドットコム

      ロールス・ロイス買いたいドットコム 編集部

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